従来の快削鋼は、鉛や硫黄の元素を添加することにより、快削性を向上させておりましたが、環境保護の観点から、近年では、環境に悪影響を与える有害物質の使用規制が法制化されています。
欧州連合(EU)では、電機・電子機器を対象とした有害物質使用規制(RoHS指令)、家電・情報機器 のリサイクル指令(WEEE)、使用済み自動車のリサイクル指令(ELV)が既に発令されています。RoHS及びELV指令の規制物質の中に、鉛が含まれ、使用が制限されています。
弊社では各製鋼メーカーの協力を得て、鉛フリー快削鋼を開発し、既にサンプル出荷及び量産を開始
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